群れる人の心理と特徴8選 これでもう群れなくても生きていける!

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「あまり仲良くない人と一緒に過ごすことが苦手で、なかなかグループに入れないな」と感じたことはないですか?

日本で群れたがる人はけっこうたくさんいて、1人になるぐらいなら多少合わない人がいてもグループに属していたいと考える人は少なくありません。

1人でいると友達がいないと思われるから、寂しいから無理して群れている人は最後まで読んでみて下さい。群れる心理を紐解いて群れることから卒業しましょう。

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群れる人の心理

冒頭にも記述しましたが、日本人は群れる人が多い傾向にあります。

子どもの頃からの教育や環境によって、集団行動や協調性を重んじる姿勢が大切と教えられます。全ての人がそういうわけではありませんが、周りと同じ行動をしていれば不安を感じなくて済むという集団心理が大きく影響しています。そのため集団心理が働くのは否定できませんが、実際のところどういった心理が群れたがる人をつくるのでしょうか。

⭐仲間と感情を共有したい

何かしらの不安や悩みは、1人で抱えるよりも人に話すことで気持ちが楽になることがあります。
1人で食べるご飯よりもみんなで食べるご飯の方がおいしいと感じたことはないですか?

仲間と楽しい時間や感情を共有することは、1人では味わうことができない時間や感情を得ることができ、ときには最高の思い出になることもあります。一人のときよりも楽しみの幅も広がりますし、グループだからこその楽しい時間は貴重なものであります。

仲間と感情を共有することはネガティブな心理ではなく、1人では成し得ないことに対するポジティブな心理で、恥ずかしい・怖いといった群れる心理とは異なります。

⭐目立つことが怖い

群れる人の多くは自分に自信がないため、目立ちたくないと思っています。

「本当はそのグループにいたくないけど、1人でいるとイジめられるから…」と考える人は、過去に集団から孤立した経験からトラウマになっていることもあります。

『目立つ→孤立』は自分の考え方次第でポジティブに捉え、対応することも可能ですが、一度トラウマになってしまうとそのイメージを覆すことは容易ではありません。1人になっても自分を守る術がある人はいいですが、そうでない人は1人きりになって目立つことでいじめの対象にされやすいことを知っているので、所属しているグループに気の合う人がいなくても孤立したくないから嫌々群れていることもあります。その場合、群れてはいるけど楽しめなかったりとストレスの原因になることもあります。

また、自己肯定力が低い人は自分のことを誰かに認めてもらうために群れていることがあります。「1人=誰からも認められない人」という認識する人は、偽りのグループであっても同調しあい群れることで自尊心を保っているのです。孤立に対して人一倍恐怖を抱いているといえます。

群れる人の8個の特徴

そんな群れる人の特徴をご紹介します。

一概に「当てはまれば群れる人」とは言い切れませんが、群れる傾向が強いという程度で考えてみて下さい。

1.周りの目が気になる

群れる人は、1人で行動しているときも誰かと行動しているときも、周りの目線が気になってしまう傾向があります。

「今の表情や態度はよかったかな?」「今の発言は大丈夫だったかな?」と自分の意見よりも周りの気持ちを優先してしまうところがあります。

そのため周りからの印象は悪くないのですが、本人としては心ここにあらずといった心境でフワフワしていることもあります。

2.寂しがり屋

1人で行動するのが苦手な人、いわゆる『寂しがり屋』の人も群れる傾向があります。

群れていれば常に周りに人がいる状態になるので、寂しい思いをしなくて済みます。寂しい気持ちを紛らわすために群れているのです。

3.周りの意見に流されることが多い

大人数の中で自分の意見を主張できない人は、意見を主張する人に合わせる傾向があります。

自分の意見はあるものの、群れない人や発言するのが得意な人は自分の意見をバシバシ通そうとするので、知らぬ間に周りの意見に流されていることも多々。

そのために、群れる人は自分の意見を持っていない人も多いです。

4.強気になる

1人で行動すると周りの目線がきになって腰が引けてしまう人でも、大勢の人と一緒に行動すると大胆な行動に出れることがあります。

それは、何かあったときに1人では自分しかいませんが、大勢の人と一緒なら見方ができたように感じて強気になれます。たとえば、腕っぷしのいい仲間がいれば自分も強くなったように錯覚して気持ちが強くなることです。格闘技が好きな方なら、格闘技を見た後になんだか自分も強くなったかのようなあの感じです。いわば自分を守るために群れているのです。

5.コミュニケーション能力が高い

大勢の人と一緒に行動する人は、周りの人とコミュニケーションをとる能力が高いといえます。

みんなとわいわい楽しく過ごすことが好きな人は、誰かと一緒にいた方が寂しくない、楽しいという単純な気持ちから集団に属していることが多く、自然と周りへの気遣いもできコミュニケーション能力も自然と高くなります。

コミュニケーション能力が低い人が大勢の中にいると周りの会話に合わせることができずストレスに感じてしまいます。

コミュニケーション能力が高い周りに合わすことが長けているともいえます。

6.親しみやすい

大勢で行動している人は、コミュニケーションがとりやすい、親しみやすい性格をしていることが多いです。

話すと快く受け入れてくれるので安心感を覚えて群れてしまうかもしれません。そのような相手です。

しかしながら浅い関係いわば仮の姿でのお付き合いなので本心を話すことはあまりないといえます。

7.独占欲が強い

独占欲が強い人は、誰かを支配したい気持ちが強い傾向があるので、集団を作って自分がそのリーダーになることが多いです。

注意したいのは、独占欲が強くでたときです。リーダーが暴走して集団のメンバーや周りの人に迷惑をかけてしまうこともないとはいえません。

8.見栄っ張り

見栄っ張りの人は、プライドが高い人が多いです。そのような人は「友達がいないのかな」「いつも1人でいるね」と思われたくなくて群れることがあります。

1人で行動することを良くないマイナスのイメージと感じているので群れるのです。群れることをネガティブに捉えてしまうのは、その人が過去に1人行動を馬鹿にされたことがあったり、そんな人を見たことが影響していると考えられます。

群れない人になるためには?

群れる人の特徴を書き出してみましたがいくつ当てはまったでしょう?

群れることは悪いことではありませんが、同様に群れないことも悪いことではありません。群れることに慣れすぎて、なにを変えればいいのかわからない人もいるでしょう。そのような方のために群れない人のポイントをまとめてみました。

◎「ぼっち」は寂しいことではない

日本の教育や環境は群れることに慣らす方針と感じざるを得ないあまり、「ぼっち=寂しい」という観念をお持ちの方は少なくないでしょう。ですが、考え方や過ごした環境によっては「ぼっち」は寂しいことでも悪いことでもありません。

1人の時間は、自分のために使うことができます。大勢でいるよりも集中力が増すともいわれます。

1人で行動することで自立心が芽生えたり、本当にやりたいことが見つかったりと新しい趣味や目標ができることもあります。「ぼっち=寂しい」という方程式は成立しません。

◎無理に合わせる必要はない

群れない人になるには、群れる人の特徴でもある周りに合わせることをやめてみましょう。

無理して周りに合わせなくなると、今まで属していたグループから「友達がいなくてかわいそう」と思われるかもしれません。が気にする必要がありません。

周りからは「寂しそう」と思われていても、実際は自然体で一緒に入れる友達や理解者がいるものです。

周りの目を気にせず、自分が一緒にいてリラックスできる友人や理解者と過ごすことで、群れることから離脱することができるでしょう。

◎自分の信念を持って行動する

あなたに信念はありますか?

自分が何をしたいのかを見つめ直し、信念に従って行動することは群れない人への第一歩です。本心に従順に行動することで、1人で過ごすことの楽しさや充実感を感じることができるようになります。例えば、一人旅とか。

自分軸で行動することは、決断はすべて自分。今まで他人任せだった人は、1人で決断し行動できる自分に生まれ変わっていきます

1人で行動するようになると、1人で過ごすことの楽しさも感じることができるようになって、自立心も養われます。

群れること

群れること=集団で行動することは、日本の組織や学校では必要不可欠なことです。プロジェクトの成功は多くの人の協力なくして得れるものではありません。1人1人の能力を大きな力に変えて取り組むからこそ、大きな成功があります。

集団で行動することには利点もありますが、『変わるチャンスを失っている』と捉えると集団行動を見直す必要があるかとも感じます。

周りに無理して合わせている人はこの機会に群れない人になってみてはいかがでしょうか?群れる原因である不安や悩みは消え去り、革命を起こす人になれる可能性が生まれますよ。

 

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