Windows10に標準搭載されている「ペイント」を使っていて色を付けたいときに、「もう少し色のバリエーションがあれば…」と感じたことはないですか?
すでに何色かは用意されていますが、限られているので求めている色が無いこともあります。
用意されている20色の中に求める色が無いときは自分で作ることができるので、今回はその方法をご紹介します。
🎨ポインターで色を作る方法
ペイントで新しく色を作る方法は大きく2つあります。
1つ目の方法はポインターを動かして色を作る方法です。
まず、20色のカラーパレット横の[色の編集]をクリック。
ダイアログボックスのグラデーション内のポインターを動かして色を作ります。右クリックを押しながら縦や横にポインターを動かすとグラデーション下の [色|純色] が変化します。さらには、右のサイドバーを上下に動かすことで色の明暗をつけることができます。
『この色!』と決まれば [色の追加] をクリック。カラーパレットの21色目として追加されます。
🎨色見本(カラーコード)から数字を入力して色を作る方法
2つ目の方法はカラーコードの数字を入力して色を作る方法です。
色は、光の三原色であるR(赤:Red)、G(緑:Green)、B(青:Blue)を混ぜ合わせることで作られています。ほとんどの色が『赤・緑・青』の三色からできています。
絵の具で色を調整するとき、この三色のどれかを加えて調整したのではないでしょうか?
ペイントで色を作るときも、この『赤・緑・青』に数字を入れて色を作ることができます。
※参照:原色大辞典
まず、色見本で作りたい色を選びます。
作りたい色をクリックすると色の詳細が表示されるので、カラーコード下の『R:○○、G:○○、B:○○』の数字をペイントの[色の編集]の『赤(R)、緑(G)、青(U)』に入力します。
数字を入力するだけで同じ色を作ることができるので、色見本にある色を作りたい場合は数字入力だけでいつでも同じ色を作ることができます。
ポインターで色を作った場合、全く同じ色を再現するのはほぼ不可能ですが『色合い(E)、鮮やかさ(S)、明るさ(L)、赤(R)、緑(G)、青(U)』の数字を控えておいて、使いたいときに数字を入力すればいつでもその色を作ることができます。
お気に入りの色ができたとき、数字入力方法はとても便利です。
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