こんにちは、シャム猫(@shamuneeeeko)です。
一日身体を動かしていないのに、「グゥ~~~~」っとお腹が鳴ったことはありませんか?
徹夜でデスクワークをしていたり、勉強をしていて夜食を出されて食べるととてもおいしいですよね。同じモノでもお腹が減っているときに食べるご飯はおいしく感じます。
しかし、なぜ頭を使っていただけなのにお腹が減るのでしょう?疑問に思った方もいると思います。実は「頭を使うとお腹が減る」ということには、ちゃんとした理由があるのです。
頭を使うとどうしてお腹が減るの?
頭を使うとお腹が減るのには「脳」が大きく関係しています。というのも皆さんの頭の中にある「脳」は、体重のおよそ2%の重さがあります。体重が60㎏の方なら1.2㎏、70㎏の方なら1.4㎏。たったそれだけの重さにも関わらず、脳で使われるエネルギーは身体全体の20%もあります。つまり脳は身体のほかの部分の10倍のエネルギーを使っているのです。
脳だけでとんでもないエネルギーを消費するのです。
ではなぜ「頭を使うとお腹が減る」のかというと、脳の中にセンサーがあってブドウ糖(グルコース)の濃度を感知しています。ブドウ糖が減ってくると身体に「グゥゥ~~~~」っと信号を出します。
脳で使われるエネルギー源はブドウ糖(グルコース)だけで、頭を使うことでグルコースが減ってきます。極端にグルコースが低下してしまうと、脳の神経細胞はエネルギー不足でどんどん死んでしまい、危険な状態になってしまいます。そんなことにならないようにグルコースの濃度がある程度下がってくると「お腹が減った~」とSOSを出すのです。
グルコースは脳のエネルギー源なんだな。。
脳がうまく機能するためには、1日に120ℊのブドウ糖が必要といわれています。つまり1時間あたり、脳で約5ℊのブドウ糖が使われていることになります。
そもそもブドウ糖とは?
「ブドウ糖」という言葉は一度は聞いたことがある言葉だと思いますが、詳しくは知らないという方は多いのではないでしょうか?ブドウ糖という名前からフルーツの「ぶどう」から連想して名付けられたのかなと予想しますよね。実は、、、
その通りです。
正式にはグルコースと言います。果物に多く含まれる糖類で私たちの生命活動を維持するために必要なエネルギー源です。三大栄養素である糖質が消化吸収されて血液中に入り、身体前進にエネルギーを届けます。
ブドウ糖は体内で貯蓄ができないので、バランスよく食べ物から取り入れる必要があります。
ブドウ糖の主な働きは?
脳が上手く機能するために、脳にエネルギーを届けなければなりません。脳が疲れたときにそのエネルギーになれるのはブドウ糖だけです。脳は私たちの体の中で一番エネルギーを使う臓器といわれており唯一のエネルギー源であるブドウ糖は欠かさずに摂取する必要があります。脳に直接働きかける栄養素なので、脳を元気にする効果を期待できます。
集中力を上げたいときや注意力が必要なときなど、脳の働きが必要なシーンでブドウ糖をコンスタントに補給できれば、脳を元気に働かせることができるようになるので仕事の効率が上がると考えられます。
不足すると?
ブドウ糖が不足すると脳はエネルギー不足となって、思考能力の低下に繋がる可能性があります。
イライラする、やる気がない、集中力が欠けるといった状況は、ブドウ糖が不足しているサインかもしれません。そうならないように定期的に摂取したいものです。
取り過ぎに注意
ブドウ糖は脳にとって大切な、となるとたくさん取ってしまうかもしれませんが、取り過ぎには注意が必要です。なぜならブドウ糖の過剰摂取によって血糖値が上昇し、高血糖になるリスクがあるからです。
糖質の分解によって出来たブドウ糖は、小腸から吸収されて血液中に入ります。そのため血液中に含まれるブドウ糖が増え、血糖値が高くなるのです。
血糖値が高いと血管や血液の状態が悪くなり、糖尿病につながる可能性があります。
効率よくブドウ糖を補える食べ物
ブドウ糖を効率よく補える食べ物の代表格が「ラムネ」です。
子どものお菓子というイメージが強いですが、ブドウ糖の補給には適しています。昔からある筒状のラムネはもちろん最近コンビニで見かける袋型のラムネにもブドウ糖が含まれています。
袋型MORINAGA大粒ラムネには、1粒(1.0ℊ)あたり約0.9ℊのブドウ糖が含まれています。
1時間に必要なブドウ糖約5ℊに対して、一粒で約5分の1が取れる優れものです。ラムネは爽やかな味わいで食べやすいので、仕事の合間に2-3粒食べることでブドウ糖を効率よく取れます。
ラムネは食べやすいなぁ、、
もっと効率よく摂取したい方にはタブレットタイプの「大丸本舗のぶどう糖」がおススメです。
原料がブドウ糖100%なので、1個あたり3ℊのブドウ糖が補えます。
朝食があまり食べれない方や時間がない方でも脳を速攻で元気にしてくれます。
飲み物なら「ヤクルト」が効果的です。ヤクルトには「ブドウ糖果糖液糖」という、ブドウ糖と果糖が混ざった液体の糖が使用されているので飲み物でブドウ糖を補給したい方はヤクルトを飲んでみてはいかがでしょうか。お腹が弱い方は飲み過ぎに注意してください。
まとめ
頭を使うとお腹が減るのは身体の構造的に普通のことで、「体を動かせばお腹が減る」「頭は関係ないでしょ」という思い込みからそう思わざるをえなかっただけでしたね。
体の中心部である脳のエネルギーは常に補給しなければお腹が減るのはもちろん、モチベーションにも関係してくるので上手に補っていきたいものです。
脳のエネルギーの要のブドウ糖は取らないと筋肉が上手く動かなかったり身体に支障がでてきますが、反対に取り過ぎると肥満の原因になったり糖尿病になったりする危険が潜んでいます。ブドウ糖は手軽に補給することが出来るので、快活な毎日にするために補っていきたいものですね。