承認欲求が強い人の特徴&対処法 / めんどくさい承認欲求と上手く付き合う方法をご紹介!

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シャム猫
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どうも!シャム猫です。

承認欲求とは、「他人から認められたい」「自分を価値ある存在として認められたい」と思う欲求で、誰しもこの欲求は持っています。

しかしながらこの欲求が度を越してくると、周囲の人から手を焼かされることもあります。

会社や組織の中で自分をアピールすることは必要です。自分の実績を伝えること、自分のことを知ってもらうには自己アピールは必要不可欠です。自己アピールをしないと「あのときアピールしていれば…。」「あれはチャンスだったのに..。」と後悔してしまうこともあります。

ただ、自分をたくさん出し過ぎる人ってどう思いますか?一生懸命がんばっているのはわかりますが、自分に向けてほしくない。といったあまり良い感覚ではありませんよね。

自己アピールとは「自分の都合の押し付け」とも言えます。できれば自分がいない場所でしてほしいけどそれではアピールにならない。承認欲求を持つ人間が形成する社会では切っても切れないものなのです。

では、どういったときに承認欲求が強いと感じるのでしょうか?それが分かれば対処することができますよね。

ということで今回は、承認欲求が強い人の特徴をご紹介します。特徴を理解してうまく付き合う方法として参考にしてみてください。

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⚡承認欲求が強い人の特徴

特徴①目立ちたがり屋

承認欲求が強い人は、どんなシーンでも目立とうとします。それは、他者から注目されることで、自分は特別だと錯覚する傾向があるからなのです。周りから注目されたり喝采を浴びることで自分を誇らしく思い、自己アピールをし続けます。

自分では気づいていないかもしれませんが、周りからは「うぬぼれ屋」」だと思われていることもしばしば。自己顕示欲が強いこのタイプは、急に突拍子もないことをやってみたり、誇張表現や嘘で注目を集めようとします。

特徴②他者からの評価を気にする

承認欲求が強い人は、他者からの称賛を強く求めるため、自分の成果や実績についてアピールしたり、自慢話が多くなったりします。仕事で出世したい、地位・名声といったステータスを得たい気持ちが強い人に特にみられます。

他者から評価されるとモチベーションが上がって調子に乗ってしまうことも。周りからの評価が一番なので自分を信頼していないともいえます。常に他者の評価を基準に生きているので幸せかそうではないかを他人基準で決めてしまいます。

その結果、常に他人の評価を気にしてしまい一喜一憂しやすく、ストレスも溜まりやすいといえます。

特徴③寂しがり屋

承認欲求が強い人は、寂しがり屋です。

他者に認めてもらうことで自分の寂しさを満たす寂しがり屋は、他者がいないと心の中がポッカリ穴が空いている感じになってしまいます。なのでその穴を満たしていくれる他者は絶対に必要なのです

このタイプの人は、TwitterやFacebookなどの注目を集めやすいSNSに依存しやすく、普段感じている寂しさを紛らわすためにSNSを利用していることもあります。

アルバイトによる不適切な動画がSNSにアップされ問題になっていたのも、寂しさを満たそうした結果なのです。

特徴④自分の話ばかりで、相手の話を聞かない

承認欲求が強い人は、相手の話を聞きません

聞きたいことがあって尋ねると、まったく見当はずれの返答が返ってきたりすることがないですか?こちらの問いのはずなのに、『自分はこう』と主張し、同意を求めてくる。あれは自分の都合を優先しているから起きてしまうのです。このタイプの人は、相手が話していることに割って入ってくるのに、自分の話を切られると嫌な顔をします。自分の主張を押し付け、挙句の果てには同意を求めてきます。このようなアクションが鼻につくのは「自分語り」だからです。

相手のことを考えずこういうアクションを起こす人は、自分が満たされていないから起きていることに気づいていないので、面倒なことも少なくありません。話をして他者から認められることが基準になっているので、相手の話が聞けないのです。

特徴➄妬みやすい

承認欲求が強い人は、自分の価値を他人と比較することで決めようとします。自分がやったことが他人と比べてどうなのか、が基準になるので妬みや嫉妬を抱きやすいのです。

たとえば、自分よりスキルが上と感じるような人が現われると劣等感を抱くようになり、自分視点で劣っていると感じる相手を嫌いになります。

このときに湧き出る感情は「妬みや嫉妬」になります。

問題なのは、「妬みの原因が自分の承認欲求のせいである」ということに本人は気づいていません。そのまま周りの人を知らぬうちに嫌いになっていき、人間関係はますます上手くいかなくなりストレスを増やすことになるのです。

特徴⑥自尊心が強く、プライドが高い

いくら自己評価が高くても、周りからの評価が伴っていなければ満足できない人も多いです。承認欲求が強い人が抱きやすい「他人よりも優れていたい」という思いだけではただの勘違いになってしまいます。

そのため自分の自尊心を守るために承認欲求も同じように強くなり、他人と比較してしまいがち。自尊心を守るがあまりプライドも高くなってしまいます。自尊心が強いことやプライドが高いことは悪いことではありませんが、その原因をわかっているかそうでないかで周囲の人との接し方が異なってきます。

特徴⑦大きな失敗を経験したことがある

どれだけ立派な人でも、大きな失敗をしてしまえば自信を失って自尊心も低くなってしまうでしょう。失った自信を取り戻すためには他者から認めてもらうしか方法がないので、承認欲求も自然と強くなってしまいます

今は、失敗することなくきている人でも人生で失敗は付き物です。失敗したときは誰しも承認欲求が強くなってしまうことを忘れないようにしましょう。

特徴⑧他者を認めようとしない

承認欲求が強い人は、他者を認めることは他者の評価を上げることで、他者の評価を上げることは相対的に自分の評価が下がると感じる傾向にあります。

承認欲求が強い人は自分の評価が下がることに強い嫌悪を覚えるので、他者を素直に認めることができません。たとえ褒めたとしても、本心ではなかったりするのも承認欲求が強い人の特徴といえます。

💡承認欲求が強い人との対処法

では、周りに承認欲求の強い人がいて居心地が悪い場合どのように付き合えばいいのでしょう?

承認欲求が強くなる原因は人それぞれです。「過度の愛情を持って育てられた」「親からの愛情が不足していた」「褒められたことが少ない」といった原因があります。なにかしらのことがきっかけで承認欲求が強くなってしまった人との付き合いは、ストレスを溜めてしまうことにないことになりかねません。そうならないように上手な対処法をご紹介します。

対処法①相手を褒める

承認欲求が強い人の特徴は、他者から認められることが基準になっています。その場合、相手が求めている褒め言葉を与えてみましょう。そうすればひとまず満足してくれます。

褒め言葉を与えることは過度の承認欲求を抑えるには最も効果的な対処法で、その場を穏便に切り抜けることができます。強い承認欲求に困っている方は試してみるといいでしょう。

注意したいのは、褒め言葉を与えすぎると「もっと褒めてもらおうと」近づいてくるので、適度を心がけることがポイントです。

対処法②アドバイスは優しく

指摘したいポイントがある場合、そのまま伝えてしまうと「責められている」と感じてしまうのが承認欲求が強い人です。

仕事のミスが発覚して厳しく指摘してしまうとモチベーションが下がって逆効果となってしまいます。ときには敵意を向けられてしまうことも。上手に扱うためには、とにかく否定せず優しく接することが大切です。アドバイスするときは、できるだけ優しい言葉を使うようにしましょう。

対処法③真に受けない

承認欲求が強い人の話は、周囲から認められたいあまり大げさになっていることも往々にしてあります。さらには嘘をついてしまうこともあるので、話をまともに聞いていると振り回されてしまうこともあります。

話の内容はほとんどが自慢話であるため、聞き流しても問題ありません。話を真に受けずに聞くことで振り回されないようになります。

対処法④適度な距離を保つ

苦手と感じる人には、適度な距離を保つことが必要です。

関わることで自分自身に大きなストレスがかかってしまいます。承認欲求が強い人はとにかく他者に認められようと構ってもらいにきます。そのため、少しでも話を聞いてくれる人は格好の対象となってしまい、その人に承認欲求を満たしてもらおうと考えるようになるのです。

たとえ自分から関わらなくても相手から近づいてくることも多々あります。そんな時に関わりたくないからといって、無視をするのは避けてください。

無視してしまうと、相手は「否定された!」と強く感じて敵視してくるので、たとえ嫌いであったとしても無視だけはしないようにしましょう。

そこまで親しくない関係であれば、承認欲求が強い人とは関わらないのが根本的な対処法となります。

対処法➄承認欲求が強い人だと理解する

承認欲求が強いと感じる人に対しては、まず「この人は承認欲求が強い人だ」と認識しましょう

そうすることで、その人との関わりにおいてストレスを感じたとしても、「この人は承認欲求が強いから仕方がない」と受け流しやすくなります。

承認欲求が強くなった背景にある理由が理解できると感じるストレスを軽減することできます。

▽参考記事はコチラ↓↓

承認欲求って何?理解を深めて承認欲求をコントロール / メリット・デメリットから紐解こう!
『承認欲求』という言葉をご存じでしょうか? 承認欲求とは、「他人から認められたい」「自分を価値ある存在として認められたい」と思う欲求のこと指します。 一概に承認欲求と言われましても、「承認の欲求?」という方もいると思いますので、もう少し具体的に説明していきます。『承認欲求』とは、他人に認められたいと思う気持ちのことです。 ・「自分の考えを理解してもらいたい」 ・「自分が役に立つ存在であることを認めてもらいたい」 ・「大切にしてもらいたい」 ・「気にかけてほしい、かまってほしい」 と感じる欲求です。 大人子供関係なく誰しもが抱く気持ちではないでしょうか? その『承認欲求』は、大きく分けると2つのタイプに分類できます。

?承認欲求を失くすことはできるの?

承認欲求があるから他者を巻き込むことになる、それなら承認欲求がなくなればいいと考えることもありますが、承認欲求は人間に元々備わっているものなので承認欲求がない人になることはできません。

ですが、強い承認欲求を和らげる方法はあります。承認欲求から解放される克服方法としてご紹介します。

克服方法①万人から好かれるのは不可能と考える

承認欲求が強い人は「多くの人から認められたい・好かれたい」と思っている人が多いです。しかし、人の好みは千差万別で万人から好かれることは珍しいことです。

万人から好かれようとするのではなく、「自分が好きな人から好かれよう」と考え方を改めてみてください。「好きな人以外の人に嫌われてもこの人に好かれれば構わない」と思えるようになれば、承認欲求も自然と和らいできます。

克服方法②他者に期待しすぎないようにする

承認欲求は、他者から認められることで「自分のことを認めてもらえている」と感じることですが、他者は認めたとしてもそれだけであって、生活に変化を及ぼすものではありません。

承認欲求が強い人=「他者に期待している」のですが、思い通りのアクションが返ってこないこともあります。自分のことを差し置いて他者に尽くす人はそうそういません。他者は自分の思うような期待には応えてくれないので、最初から期待しすぎないようにしましょう

克服方法③自分のことを認めてあげる

承認欲求が強い人は、何かしらのコンプレックスを持っていることも珍しくありません。マイナスの部分を持っているからこそ自分に自信が持てなくなって他者から認められようとするので、まずは負の部分も含んだありのままの自分を認めて受け入れてあげましょう

マイナス部分は「自分の個性」だと受け入れると、他者の視線も気にならなくなります。ほとんどの人がコンプレックスを持っていて、そのコンプレックスを受け入れています。自分にはできないと思わず自信をもって弱い自分と向き合ってください。

📚承認欲求に悩まされているときに読むと良い本

承認欲求が強い人の特徴や対処法をご紹介してきましたが、より承認欲求について詳しく知りたい方へおすすめの本をご紹介します。

認められたい気持ちが強くなったときや悩まされているときに、目を通してみてくださいね。

📚おすすめ本①『「承認欲求」の呪縛』太田 肇(著)

◎『「承認欲求」の呪縛』は、承認欲求は時にはモチベーションにもプレッシャーにもなりえる諸刃の剣であることをわかりやすく記してくれています。承認欲求の強さに悩んでいる方には一見の価値ありです。

📚おすすめ本②『嫌われる勇気ー自己啓発の源流「アドラー」の教え』岸見 一郎、古賀 史健(著)


◎『嫌われる勇気』は、人間関係に悩みを持っている方全般におすすめな本です。考え方によって生き方は変えれることを問いてくれています。

承認欲求が強い人は自分に合った方法で対処しましょう。

承認欲求は誰にでも備わっている基本的な感情なので、他者から認められたいと思うことは正常なことです。しかし、欲求が強すぎると生きづらくなってしまったり、悩まされることもあるでしょう。


承認欲求の原因を探ることは対処するのに大きく効果的ですが、付き合い方を間違うと強い承認欲求に悩まされることになってしまいます。考え方次第で承認欲求を和らげることは十分可能なので、自分が生きやすいように自信を持って承認欲求と上手く付き合っていきましょう。
 

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