【思考停止】している人の8個の特徴と改善法。脳を習慣付けて前進させよう!

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あなたの周りにいつも同じことをやっている人はいませんか?
「いつもやっているから」という理由だけで同じ事をやり続ける、「なぜそれをやるのか」という意味を考えないままルーティンワークとしている人。

このような人はいわば「思考停止」の状態にあるのです。今までのやり方に疑問を持つことなくやり続け自分の頭で考える習慣がぬけてしまっていると、仕事の生産性やあなた自信のスキルを高めていくことはできないでしょう。

周りからすると何も考えていないのか、考えられないのか、怠けているのか分からなくてイライラしてしまいますよね。

今回はそんな「思考停止している人」の特徴や原因、そこから抜け出す方法をご紹介しますので参考にしてみて下さい。

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思考停止とは

「思考停止」とは、「物事を判断することや考えることを辞めてしまうこと」です。

考えるのを辞めるとは脳の思考が停止しているという意味ではなく、「仕事で言われたことしかしない」「指示されなかったら何もしない」ことを意味します。

「思考停止」を英語に直訳すると「stop thinking」何も考えずにやり続けると解釈できます。

また、類語に「フリーズ」が挙げられます。本来の意味は、「凍る、氷のように固まる」ですがそこから転じて「思考が停止する、動きが止まること」などを「フリーズする」と使われることもあります。
ほかにも、「憧れの人が突如目の前に現れて、頭の中が真っ白になってパニックになり何も考えられない」時にも使われたり、「諦めていたコンテストで優勝して茫然自失状態になった」時や、「なんの理由もなく恋人に振られて茫然自失となった」と、衝撃的な事実や緊張などによって正常な判断ができない様子や、呆気にとられてボーっとしてしまうこととも類似します。

思考停止している人の特徴

⭐思い込みが激しい

思考停止していると、頭の中で勝手に「〇〇はこうだ」と決めつけてしまうので、あとになって考えるとそうではないと分かりますが、思考停止しているがために考えずして思い込んでしまうのです。

前に経験したことや思ったことが頭の中にそのまま残っているので、新しいことを調べたり考えたりといったことにつながらず古い記憶をそうだと思い込んでいることもあります。

⭐空気が読めない

思考回路が停止していると、周りが見えなくなり視野が狭くなります。

周りが思っていることや行っていることを気にすることがないために、周りと違うことをしてしまい空気の読めない行動が目立ってしまいます。

⭐無関心

思考停止している人は、周りに「無関心」だったりします。

仕事においても周りの人がどんなに忙しそうにしてても無関心なので自分のことだけをやっていたりいます。仕事にやりがいを求めていないので、職場の業績なんて気にもしませんし、自分の仕事に対する評価なども気にしません。

プライベートでも友達や恋人に対して無関心なことが多く、相手が「何に興味があるのかな?」「何が楽しいのかな?」という気持ちになりません。

⭐諦めが早い

思考停止している人は、諦めが早いです。

ミスや失敗をしたとき、考える人は「なぜ失敗したのか」「次はどうすればいいのか」と思考を巡らせますが、思考が停止している人は失敗に対して悩んだり考えたりしないので早々に諦めてしまいます。

少し考えればできることでも、その考えることが出来ないと思ってしまうのが思考が停止している人です。
少し考えるという差だけでその先が変わってくるとなれば、人生損をしているともいえますね。

⭐情報を鵜呑みにする

思考が停止している人は、一度自分の中で冷静に考えることができません。

ネットの情報や人からの噂話などを疑うことなくそのまま鵜呑みにしてしまうので、あとから大変な目にあうこともあります。

入ってくる情報が正しいのかそうではないのかの判断ができないことは、大きな危険を伴うことになってしまいます。

⭐疑問に思わない

思考が停止してしまうと、何事にも疑問を感じなくなってしまいます。

・よく考えたら損をしているのではないか?
・友達が言っていることは正しいのか?
・このまま続けることに意味があるのか?
・この値段は高すぎないか?

このような疑問が生まれてこないのです。

⭐指示がないと動けない

仕事で、最初のうちは知らないことが多くても働いているうちに「〇〇の後は〇〇をする」「〇〇の場合は〇〇を先にやればいい」と順応に対応できるようになってくるものです。

思考が停止している人は、自分で判断することができないのでいつも上司の指示を待っています。「次は何をすればいいですか?」と判断を委ねてくる人です。

⭐「なんでもいいよ」「わからん」が口癖

「今日の夜ご飯は何食べたい?」「誕生日は何がほしい?」「次の休日はどこに行きたい?」という問いかけにたいして「なんでもいいよ」と返すのが多い人は思考が停止している人といえます。

考えていないので返答のフレーズとして便利なのです。

また、なにか質問された時に少し思い返せばわかることでも考えるのが面倒くさいので「わからん」「知らない」と嘘をつきます。

「なんでもいいよ」や「わからん」を多く使う人は思考を停止しているのかもしれません。


思考停止に陥る原因

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ではなぜ私たちは思考停止に陥ってしまうのでしょうか。

それは現状維持を促進させてしまうと思考停止に陥りやすいといわれています。
現状を維持することは、何も変えずに今の状態を維持する=快適で居心地のいい状態のことで当然ラクな状態なわけです。何か新しいことに取り組むのは、脳にとって負担が高くパワーがいります。結果、居心地のいい現状維持を選択してしまうのです。

現状維持を選択した結果思考停止した脳を前進させるためには変える習慣をつくらなければなりません。当たり前だと思うことに対して、「今のままでいいのだろうか?」「本当に正しいのだろうか?」と疑問をもつことは脳の前進に欠かせません。

ではどういった習慣をつくればいいのでしょう。

🌼前例を疑う

「これまでこの方法でやってきたから」「このやり方を引き継いだから」とその方法や効果について疑うことなく取り組んでしまうと思考はストップしてしまいます。前例主義は思考停止してしまう大きな原因といえます。
前例主義とは、何かを行う時に「過去のやり方をそのまま引き継ぐ」という考えのこと。

これまでは今までのやり方で効果があった方法を採用していましたが、突然そのやり方では効果が期待できなくなってしまった時に代替え案を考えなければなりません。別の新しい方法を思考することでより高い効果を期待できる方法が見つかるかもしれません。

そのような窮地に陥ってから考えるのではなく、日頃から前例を疑って「それを変えるとどうなる?」と考えてみましょう。この疑って考えることが思考停止を防いでくれます。

🌼言葉を鵜呑みにしない

会社の上司に「これをやっておいて」と頼まれると、何も疑わないまま「承知しました」と答えるのではないでしょうか。一見普通のやりとりのように思いますがここにも思考停止に陥る可能性が潜んでいます。

たとえば、上司から「売上を上げるために、新商品のアイデアを考えてほしい」と頼まれた場合、普通であれば商品についてのアイデアを考えますが、「売り上げを上げるためには新商品をかんがえることだけが原因か?」と考えてみるのです。

売上を上げる方法はひとつではなく、PR方法を変更してみたり既存商品をグレードアップしてみたりと別の方向からもアプローチすることは可能です。

最初から言葉を鵜呑みにせず、指示に対して「なぜ?」と考えることで建設的な思考や見方ができるようになるのです。もちろん思考停止を防ぐことになります。

🌼目標・ゴールを決める

目標・ゴールを決めることは必要で、「この会社で1番売り上げを上げる」と考えている人と「最低限の給料が貰えればそれでいい」と考えている人とでは結果までの過程や結果に大きな差が出ます。

ゴールをしっかりと立てている人は、そこにたどり着くまでに何度も疑問を持ちその疑問を解決していくことで成長にもつながりますし具体的なアクションを導き出すこともできます。一方、目標がない人は現状維持を求めているので新しいことを考えるに及びません。

ゴールを決めている人の思考は当然にして止まらず、停止することはありません。

まとめ

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思考停止している人は過去や現在にとらわれているといえます。人生は過去・現在・未来で成り立っています。過去と現在に共通しているのは「変えることができない」ということで、未来はこれから「変えることはできます」。

間違ってはいけないのが過去を振り返ることは大切ということです。過去の失敗や教訓が今の自分を助けてくれることもあります。ただそこにとらわれ過ぎると未来がなくなってしまいます。未来のことは誰も分かりませんが目標を持って新しいことに果敢にチャレンジしていけば脳を前進させる習慣にもなり思考停止から脱出すことができます。

思考を停止することはラクかもしれませんが、いろいろと考えだすとラク以上に楽しいことがたくさんあります。

夢や目標をもって未来をつくっていきましょう!



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