こんにちは!シャム猫です。
既存の画像に別の画像を合成したいことってありますよね。たとえば、集合写真に欠席者を一緒に載せたい場合など。
Windows10に標準搭載されている『ペイント』では、トリミングと透過を使えばかんたんに合成画像を作ることができます。
上の画像は合成後の画像です。
『丸』や『吹き出し』は合成した画像です。むずかしいスキルは必要ないのでぜひマスターしてみてください。それでは解説していきます。
🎨ペイントで画像を正円に切り取る方法
まずは、合成したい画像をファイルから開きます。
キャンバスを広げる
画像を切り抜くには作業スペースが必要なので、キャンバスのサイズを広げます。
◎①[ファイル]→②[プロパティ]をクリック。
◎幅のサイズを2倍ぐらいに変更→[OK]をクリック。
元の幅が「700」なので今回は「1300」に変更するとこうなります。
図形を使って画像を切り抜く
今回は、わかりやすく[図形]の[楕円形]を使って画像を切り抜きます。
◎[ホーム]タブ内[図形]グループの[楕円形]を選択→作業スペースに円を描いていきます。
円を描くには「Shift」キーを押しながらドラッグすると正円が描けます。
つぎに、描いた正円の周りを正円と同じ色で塗りつぶします。
◎[ホーム]タブ内[ツール]グループの[塗りつぶし]をクリック→正円の周りをクリック。
つぎに、できた正円で猫の顔を囲みます。
◎[ホーム]タブ内[選択▼]をクリック→[四角形選択]をクリック→[透明の選択]にチェックを入れる。
正円を四角形で囲んで、猫の画像の上にドラッグして移動させます。
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切り抜きたい箇所が正円の中心になるように調整します。
正円を移動させたとき上手く透過しない場合があります。ペイントでは「色2」と同じ色が透明になるので、色2が正円の色と違う色になっている場合、移動させても透明化されません。
もしくは、[透明の選択]にチェックが入っていないか、が考えられます。
上手く透過しない場合は、
・「色2」の確認
・[透明の選択]にチェックが入っているか
を確認してください。
移動ができたら、画像を四角形にトリミングしていきます。
◎[選択]をクリック→移動させた正円画像の周りを囲む(塗りつぶしの内側で)→[トリミング]をクリック
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トリミングの詳しい解説はコチラ↓↓
🎨トリミングした画像を透明化して合成する方法
画像のトリミングができたら、メイン画像を2つ目のペイントを起動させて開きます。
画像を合成するにはペイントを2つ起動させる必要があります。
トリミング画像をメイン画像に貼り付ける
メイン画像を開いたら、先ほど加工したトリミング画像を貼り付けます。
◎[選択▼]→[すべての選択]→[コピー]をクリック。
ペイント① 加工画像
つぎは、メイン画像のペイントを開いて加工画像を貼り付けます。
◎[色2を黒色へ]→[貼り付け]をクリック。
ペイント② メイン画像
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加工画像は一度ファイルに保存してメイン画像にファイルから貼り付けることもできますが、コピーの方がスピーディーなのでおすすめです。
貼り付けた画像の周りを透明化する
貼り付けた加工画像の周りは塗りつぶした黒のままなので、メイン画像に合成するために透明化します。
◎[選択▼]→[透明の選択]をクリック。
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ここで透過が上手くいかない場合の原因は、塗りつぶした色(加工画像の周りの色)と色2が別の色になっている場合です。色2を確認してみましょう。
貼り付けた画像のサイズ・位置の調整
最後に、貼り付けた画像のサイズと位置を調整します。
サイズ変更は[サイズ変更]とマウスでドラッグする方法があります。今回は[サイズ変更]からサイズを変更してみます。
◎[ホーム]タブ内[イメージ]グループの[サイズ変更]をクリック。
[サイズ変更]内の「パーセント」or「ピクセル」の数字を変更しましょう。
マウスでドラッグしてサイズを変更する場合、画像にモザイクをかけることもこともできるので気になる方はチェックしてみてください。
モザイクのかけ方はコチラ↓↓
画像の位置は、画像にカーソルを合わせると上下左右の矢印が表示されるのでドラッグすることで移動させることができます。
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さらに加工を加えて…
完成です。
画像の切り抜きの形は、ペイントで選択できる図形ならどれでも作ることできます。
吹き出しやモザイク加工画像を貼り付けてみた画像がこちらです。
💻まとめ
今回は『ペイントで画像を切り取って、他の画像に貼り付ける方法』を解説しました。
意外とかんたんにできるので今回の解説を参考にぜひやってみてください。ペイントは無料ソフトなのにできることが豊富なので、画像の切り取り以外もマスターしてみるのはいかがでしょうか?