イースターってどんなお祭りなの?シンボルの意味や楽しみ方をご紹介!

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10月31日のお祭りといえば『ハロウィン』。
12月25日は『クリスマス』。
では4月といえば??

『イースター』です

海外生まれのイベントが毎年当たり前のように日本でも開催されています。ここ数年前からにぎわい出した『ハロウィン』は、仮装パーティーの代名詞といっても不思議じゃないくらいの盛り上がりをみせます。

では、『イースター』はというと、海外のキリスト教圏では特に大事にされているイベントであります。

『イースター』というと、モアイ像がある島を思い浮かべたり、パンを焼く機械を想像する人が多いと思いますが、島でも機械でもありません。ここ数年で徐々に知名度を上げているイベントで復活祭のことをいいます。

日本ではまだあまり馴染みのないイベントです。言葉は聞いたことがあっても、詳しく知らない人が多いと思います。

『イースター』とはどういったイベントなのかもっと掘り下げていきたいと思います。

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イースターとは


イースターは英語表記だと「Easter日本語で言うと「復活祭となります。

この復活祭とは、イエス・キリストが弟子の一人に裏切られ十字架にかけられて処刑され、その死後三日後に復活したことをお祝いする日として、キリスト教においてはとても重要な日とされています。

イエス・キリストが生涯において起こした数々の奇跡の中で、最大の奇跡がこの復活といわれています。

そのキリストの復活をお祝いするイベントのことを「イースター」といいます。

復活祭をなぜイースターと呼ぶの?


復活祭を表す英語「イースター(Easter)」は、ゲルマン神話の春の女神「エオストレ(Eostre)」の名前や、ゲルマン人が用いた春の月の名前「エオストレモナト(Eostremonat)」に由来しているといわれています。

イエス・キリストの復活と、春の到来を祝うお祭りと春の女神が融合して「Easter」(イースター)と呼ばれるようになったいわれています。 

2023年のイースターはいつ?

イースターの日はクリスマスやハロウィンとは違って、毎年変わります
というのもイースターの日は、

『春分のあとの、最初に迎える満月から数えて次の日曜日』

とされているからなんです。

復活という奇跡の日だけあってなかなか複雑ですね。覚えにくい…

すなわち2023年の『イースター』は4月9日になります。

イースターは当日だけでなく、その日の40日前から50日後までの90日間が、お祝いをする期間に該当します。クリスマスのようにその日だけというわけではありません。

なぜ日曜日かというと、イエス・キリストが復活したのが日曜日とされているからです。毎年変わるので、春が近づいてきたらチェックしてみてください👇

2022年以降のイースターの日程

イースターのシンボル

イースターを象徴するシンボルは代表的なものが2つあります。

🥚イースターエッグ


 キリスト教において生命の誕生を意味する「卵」(イースターエッグ)がイースターのシンボルの1つです。

卵は生命のはじまりの象徴であり、イエス・キリストが十字架の上で亡くなってから三日後に復活した様が、生命が殻を破って生まれてくる様と重なったことからシンボルとされています。

🐇イースターバニー

もう一つのシンボルとされているのは、「イースターバニー」です。

ウサギは多産なことから、繁盛や多産の象徴とされイースターエッグを運んでくるといわれています。

カラフルな卵とかわいいウサギが飾り付けられているのを見ると、なぜか前向きな気分にさせられることないでしょうか?
キリストの奇跡とされているものには誰かを癒したり、蘇らしたりと前向きな奇跡が多いように思えます。自らをも蘇らせるキリストの気持ちを十分に象徴したシンボルであるといえます。

イースターの過ごし方

イースターの意味は世界共通ですが過ごし方は国によって違います。

たとえばドイツのイースターは、イースターエッグをイースターツリーと呼ばれる小さな木または木のオーナメントにぶら下げます。使う素材も玉ねぎや蜜蝋などの自然に優しい素材を使って色を付けるという特徴があります。

またポーランドのイースターでは、大量の水を掛け合う「シュミングス・ディングス(びしょ濡れの月曜)」という伝統があります。復活祭の月曜日に開催されることからこのネーミングになったとか。水を入れるものは、水鉄砲・空のシャンプーボトル・空の洗剤ボトル・年季の入ったバケツと水がかけられるものであれば基本的にはなんでも大丈夫のようです。

そんな国によって過ごし方が違うイースターですが、イースターを楽しむ代表的な遊びがあります。

①イースターエッグペイント

イースターには欠かせないイースターエッグは、卵を割らずに中身を抜いた殻に色を塗ったり絵を描いたりして作ります。イースターならではのカラフルにペイントされたイースターエッグは、家族と見せ合ったりしてホームパーティーのひとつとして楽しみます。

②イースターエッグロール

イースターエッグを割らないようにスプーンで転がして、ゴールまで走る伝統的な遊びです。キリストが復活したときに上にある岩を転がしたという伝承と、イースターの日に子どもたちが坂から卵を転がす、というところから始まったともいわれています。

例年アメリカのホワイトハウスでもエッグロールイベントが行われていて、イースターを象徴する遊びで世界中で楽しまれています。

③イースターエッグハント

イースターエッグを庭や公園に隠してみんなで探しに行く定番のゲーム、エッグハント。

イースターバニーがイースターエッグを隠した、という話がルーツになって生まれたゲームです。
見つかりにくい場所に隠してしまったら見つけられないイースターエッグもあるのでしょうね。

海外では、家族みんなで探しにいくそうで、絆を深める時間にもなりそうです。欧米では、子どもたちの楽しみの一つで、この日だけは家の中や庭先を探し回って騒いでも許されるようです。

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そのほかには、スプーンに卵を乗せてゴールまで運ぶエッグレース、イースターの飾りをつけた帽子を被ったり仮装して街をパレードするボンネットパーティーなどがあります。

食事も海外では特別な日というだけあって、普段よりも豪華な食事をします。春の食材を使った料理を大皿に盛ったり、デザートには卵やうさぎをかたどったケーキを焼いたりしてイースターをお祝いします。

イースターデコレーション

クリスマスにはクリスマスツリー、ハロウィンにはジャックオランタンとお祭りの日には一目見て分かる飾りがあります。

イースターの飾りといえば「卵」と「うさぎ」。その卵やうさぎの人形で家の中や庭を明るくカラフルにデコレーションして春の訪れを祝うように、お花やバルーンも使って盛大に彩る家庭が多いです。

飾りを見ただけで気分が盛り上がるのはどのお祭りでも共通ですよね♪

※イースターに欠かせないデコレーションはコチラ↓↓

終わりに


イースターは、日本ではキリスト教徒が少ないこともあって馴染みの薄いイベントでありますが、テーマパークでもイースターイベントが続々と開催されて、少しづつ浸透してきているようにも思えます。

今まで馴染みの薄かったハロウィンが唐突に爆発したことを考えるとイースターが日本の一大イベントに躍り出る日も遠くはないと思いませんか?

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